よくいただくご質問と、それに対するお答え
- 営業時間を教えてください。
- 7:00~17:00です。なお、火曜日は定休をいただいています。
- 乗馬をすることで動かない手や足が動くようになるのですか?
- ヨーロッパでは病院に馬を置き、リハビリの手段として乗馬を行っているケースも珍しくありません。日本でも、例えば車椅子生活を送っていた人が、乗馬を始めてから杖で歩けるようになったというケースもあります。機能が回復する例も確かにあるのです。しかし私たちは、障害者乗馬の効果として機能回復をことさらに強調するつもりはありません。どんなに乗馬を続けても、動かない手や足は以前のままというケースがあるからです。しかし障害のある部分を補う筋肉、それを補足する機能が発達することなどは、共通して言える乗馬の効果だと思います。
- 脳性マヒで体が揺れます。椅子に座っている時ですらジッとしていられないのですが乗馬はできますか?
- 実際に見てみないと詳しい状態は判りませんが、椅子に腰掛けても体が揺れてしまうような人で乗馬を楽しんでいる人は大勢います。上半身を支えられないようなら、鞍に座るときや、乗っている際中にヘルパーを伴なえばいいと思います。体験するうちに上達していったら、少しずつヘルパーの助けを減らしていくのもいいでしょう。
- 「乗馬をしてはいけない障害」というものはありますか?。
- 内部障害の場合は、まず医師と相談すべきです。その他の障害は、種類というより程度や症状によって、向き不向きがあると思います。ただし日常生活がかなり不便な重度障害がありながら、趣味として乗馬を楽しんでいる人もいます。やはり具体的な様子が知りたいところです。そもそも障害者乗馬とは、運動が思うようにできない人でも楽しめるスポーツです。
なぜ、馬がいいのか
宇都宮国際障がい者乗馬協会「ピルエット」は、ボランティアの多大な熱意と献身的な活動を基盤にしているため、
療法効果については全面的にうたわないことにしています。しかし、実際には多くの
理学療法士、作業療法士、医師、特殊教育者などの支援を受け、大きな治療的な効果を
上げていることは事実です。宇都宮国際障がい者乗馬協会「ピルエット」では、身体的改善と発達障害者の教育に力を入れています。
身体的な効果
馬の動きで、前後・左右・上下に揺れる身体
揺れが生み出す適度の緊張とリラックス
あたたかい馬の体温
馬の動きに合わせ、自然に獲得するバランス